カテゴリー別アーカイブ: ギターの指板配置考察

マイナーペンタを指板全体で捉える02

前回の続きです。

の最後に「Amマイナー・ペンタトニック・スケールを指板全体で捉えていくためにはこのAの所に3の指(薬指)を置く事から始まります」と書きました。

 

早速3の指を置いてみましょう。

一番覚えやすいのが④弦7フレットのA(ラ)なのでここから説明します。

まず④弦7フレットのA(ラ)に3の指を置きます。

7f3

その3の指のまわりに下の図のように音を配置します。

apentabox

この配置が今回覚えるAmペンタ・トニック・スケールの形(ミニボックス)です。ペンタトニックは5音ですがこのミニボックスには音が6個あります。実は同じ音が2個入っています、ただ形が分かりやすい方が覚えやすいのでこの形にしてあります。

このミニボックスの音階は1と3の指だけで弾けます。

apentabox02

どうでしょうか、これが今回の捉え方の全てです。

そしてこのミニボックスを前回にやったいくつかのポジションのAで作ってみます。

A(ラ)の位置はこちら。

octave

 

⑤弦12フレットのAに3の指を置いてミニボックスを作ります。

apentabox03

⑥弦5フレットのAに3の指を置いてミニボックスを作ります。

弦がない部分は弾けませんので無視します。

apentabox0

①弦5フレットのAに3の指を置いてミニボックスを作ります。

弦がない部分は弾けませんので無視します。

apentabox05

 

次は②弦10フレットのAに3の指を置いてミニボックスを作りますが、

ここでひとつ注意があります。前回も説明しましたが②弦と③弦のチューニングの関係で②弦③弦をまたぐ感じになる場合は1フレットずれます。

apentabox06

③弦2フレットのAに3の指を置いてミニボックスを作ります。ここもズレがあります。運指も開放弦が入るので少し変わります。

apentabox07

これらをすべて並べてみます。

apentabox08

 

これだけの音がカバーできます。しかしこれは全てではありません、抜けている部分も何個かありますがそれぞれの音のオクターブ関係が分かっていれば抜けている部分も徐々に見えてきます。

apentabox09

流石にここまでいくとゴチャゴチャしてきます。

Amペンタトニックスケールの音が分かって指板の音が分かっている人はラドレミソを直接狙う方が早いと思います。

それが苦手な方は最初は2つぐらいのミニボックスを行ったり来たりできたらいいと思います。2つのミニボックスの中で音が被っている所があればスライドなどを使って次のミニボックスへ向かう事も可能です。

apentabox10

この考え方で色々なポジションのミニボックスが見えれば比較的簡単にペンタトニックスケールは弾けてきますが、いきなりかっこいいフレーズが弾けるわけではありませんのでそこは練習が必要です。

ひとつのミニボックスでかっこいいフレーズを何個も弾けるようにしたら次に別のミニボックスで同じフレーズを弾いてみるみたいな感じでやってみたらいいんじゃないでしょうか。

ちなみにEmペンタを弾きたかったらE(ミ)に3の指を置くとこから始めてください。そして同じ手順でミニボックスを作ってください。

以上がマイナーペンタを指板全体で捉える方法の1つでした。他にも捉え方はありますので考えてみたら面白いですよ。長い間みていただきありがとうございました。

おまけ:何故ギターのスケールを覚えるのが難しいかというと②弦③弦のチューニングのインターバルのせいと、スケールを6本の弦を使ってまとめて覚えようとするからではないかな?と私は思っております。よほど特殊なスケールでない限り1オクターブに収まることが多いので2~3本の弦で弾けますので、覚え初めのころはそれを覚えてからオクターブ上や下で覚えるという方法が覚えやすいんじゃなかろうかと思っております。②弦③弦のインターバルに注意しながら。それに慣れてきたらスケールを度数で考える方向に移行していく感じで。

 

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